とてつもなく気持ち悪い文章を書こうと思っている。

このセリフはテスト当日にまじノー勉だわぁとふれ回る行為に似ている。
本人は点数をとれなかった時の保険のような感覚なのだが周りは勘づいている。
確実に勉強してきている。

そして僕の
とてつもなく気持ち悪い文章を書く
という宣言はおそらく自分の気持ち悪さを和らげるような効果を持つことはなく、更にその気持ち悪さを際立たせてしまうだろう。


それでも始めます。
今、僕は9歳下の女の子と付き合っている。
つまり21歳。

弊社の代表がよく言っている。
20歳しか女に見えない。
という発言を日常的にきいて、至極自然にうちの社長は気持ち悪いなと思っていた。

全身はルイビィトンで武装。
身体のありとあらゆる細胞から福沢諭吉がにじみ出てきそう。
キャバクラやガールズバーに通う目的は若い女を抱くため。
お金に不自由がなくなった今、報われなかった学生時代の復讐をがむしゃらに果たしているような大人。

だいたい女の人は精神的にも肉体的にも成熟してきた30歳からが本番やろが！
ロングヘアーをかきあげて、ウイスキーをオンザロックで飲んでこそ女の色気やろが！

とロリコン社長を脳内で大説教していた。
していたのに。。


なんじゃこりゃ
と松田優作ばりに叫びたくなる。
あの映画みたことないけど。


全部可愛いんですけど。まじで。
一緒にいるときにIQは０になる。
おっぱいとおしり以外の日本語を忘れてしまう。

仮にいびきが父親と同じデシベルだったとしても愛おしい。
仮に冷蔵庫に人参のミイラが住んでいてもそれに名前をつけてセルフィーするくらい愛おしい。
仮にテレビ裏のぐちゃぐちゃのケーブルと絡まるくらい長いけつ毛が生えていたとしても愛おしい。

すっかりと年下の沼にフォールイン。
朝なのか夜なのかわからなくなるまで抱き合って、カーテンの隙間からのぞむきれいでも汚くもない街並みをにらみながらタバコをふかしたい。
お金はなくても時間はあった学生時代の思い出にふけりながら、明日のことなんてすべて振り払って自堕落な毎日を送りたい。

可愛いは本当に正義だ。

どうでしょう。
気持ち悪いですか。
思ったより気持ち悪くなかったですか。
こんな文章かくような30歳でもサラリーマンを8年もやれるような国です。
日本は。
素晴らしいですね。

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